経営理念&名言(その20)
【面白い経営理念等】レンゴー株式会社
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《創業精神》
- 「きんとま」哲学
「きんとま」とはgold and timing、金鉄の意志・金・真・間を指す、創業者の造語です。「きんとま」哲学とは、この四つを握ったら死んでも離すなという商売の鉄則であり、タイミング、チャンス、商機を逃さず、人・モノ・金と心を大切に経営をしなさいということです。
現代風にいえば「お金と強い意志を持ち、人、時間、ものを大切にしながら真心をこめて事業経営をしなければならない」ということになるでしょう。
【経済人の名言】
「寝れば1畳、起きれば半畳、5合とっても3合飯」の明るさと、「今にえろなったるぞ」の意欲が私の力だ。
井上 貞治郎(いのうえ・ていじろう、レンゴー創業者)
1882年兵庫県生まれ。2歳の時に、兵役を逃れるため遠縁にあたる井上家の死籍相続人になる。高等小学校を卒業後、1909年三盛舎設立、段ボールを発明・命名。1920年聯合紙器(現レンゴー)創立、1926年社長就任。1963年死去。