昨今の若手層に良く見られる傾向として、頭では理解していても、実際には経験したことがないことが挙げられます。この傾向は特に、現場業務において多くの問題を招いているものです。例えば、チームワークの重要性は理解していても、実際にはコミュニケーションを率先して取らないことや、集団行動において率先的にリーダーシップを発揮しないなど様々です。また、幼少期より困難を乗り越えて経験する成功体験や、達成感を味わったことのない若者も多くいます。これは、様々なビジネスシーンにおいて、弱みとなり質の高い仕事を行うこともできず、更にはモチベーションの低下や早期退職にもつながるものです。今までの机上研修では、知識習得の為の座学や研修ルーム内での演習中心の為、頭では理解しても、アウトプットの方法がわからずに、行動化が図られないものでした。当該アウトドア研修は、そんな頭では理解していても行動に移すことができない若手を対象に、様々な体験を通してスキルを身に付けて頂き、行動の強化を図る研修となっています。
同期と共に目標や試練を乗り越え１つの成功を体感することで、また非日常環境にてメンバーと力を合わせて様々な課題に取り組みクリアすることで、同期同士に絆が生まれます。そうした一生忘れることのない思い出や深い絆により、同期の中に相談相手が出来るようになります。同期同士でメンタルケアを行えるようになります。それにより、入社後のモチベーション低下や早期離職を未然に防ぐことが出来るのです。信頼関係を築くことで帰属意識を醸成出来るのです。
50Kmハイク研修
無人島サバイバル研修
2泊3日キャンプ研修
５０kmの道のりをグループメンバーで協力し合いゴールを目指します。辛く高い目標を乗り越え１つの成功を体感することで精神力と忍耐力の強化を図り、同期と共に試練を乗り越えていくことで、同期同士に絆が生まれます。相談相手ができ、同期同士でメンタルケアを行なえる為、入社後の早期離職を未然に防止出来ます。コース上の各ポイントで人事担当者様若しくは先輩社員様（入社２～４年目位）に応援、炊き出しの提供を行なって頂くことにより、信頼関係を築くことで帰属意識を醸成します。
日常生活から隔離された大自然の環境を無人島と見立てチーム毎にサバイバル生活を行ないます。１人１人協力し合い、大自然で自ら考えながら、「生きる」為の行動をとります。協調性、助け合い、主体性、リーダーシップ、創意工夫など、社会生活における必須能力を体得出来、感動が絆を強くします。電化製品や一切の文明の利器の使用を禁じ、生活をするにあたって非常に過酷で困難な状況のもとに、チーム毎に創意工夫を実行しながらプログラムを消化することで、リーダーシップやコミュニケーション、主体性や想像性などの社会人スキルを習得します。
非日常環境にて、グループメンバーと力を合わせて様々な課題を達成することで、同期同士の絆を形成します。それにより同期の中に相談相手が出来ることから、入社後のモチベーション低下や早期離職を防止します。野外活動という限られた環境の中で、創意工夫しながらプログラムを進めていき、応用力と主体性を身に付けます。集団生活の中から体感を通して、責任感、時間厳守、報連相の重要性を理解し、社会人としての意識を形成します。マス（魚）掴みやキャンプファイアー、野外調理、オリエンテーリングなどのプログラムを通して、同期内で究極の自己開示を行い、一生忘れることのない思い出を作ります。
導入前は不安もありましたが、実際導入してみると、内定者の顔つきも変わり、仲間意識が芽生えた為、非常に良かったと思います。成果に関しても、前年に比べ辞退率を下げることが出来て大変満足しています。
（企業規模：500名、課題：内定辞退、役職：部長、業種：アミューズメント業）
例年のフォロー研修では中々出来なかった「ガス抜き」がこの研修では実現し、心配事が増えてきた新入社員の皆にとって非常に良かったと感じています。
（企業規模：1,000名、課題：コミュニケーション、役職：部長、業種：製造業）
普通の講義形式の研修では伝えられないことが、この研修で新入社員に伝えられたと思っています。体験を通して学ぶことが一番身に付くことを再認識できました。費用対効果の面も言うことありません。
（企業規模：500名、課題：早期離職、役職：課長、業種：商社）
業種柄どうしても頭で考えすぎて実際行動に移せない社員が多いので、行動しながら学ぶといったスタイルは非常に良かったと思います。
（企業規模：300名、課題：コミュニケーション、役職：次長、業種：IT業）
