企業のご担当の方仕事をお探しの方会社概要採用情報
TOP当社の強み取扱い業種お客様の声派遣・紹介の流れQ&A
総合TOP > 人材をお探しの企業様  > 人材獲得のヒント > 社員の待遇改善に、「キャリアアップ助成金」を活用しよう
MENU
当社の強み
取扱い職種
お客様の声
Q&A
今月のジョイント通信
人材獲得のヒント
流し読みでわかるシリーズ

社員の待遇改善に、「キャリアアップ助成金」を活用しよう

求人広告でよく見かける「正社員への登用あり」という言葉。よりよい人材を獲得するためのセールスポイントですが、一見すると会社の負担が大きいように感じるかもしれません。しかし、厚生労働省が制定している「キャリアアップ助成金」を活用すれば、ある程度負担を軽減できるので、一考の価値ある制度といえます。

「キャリアアップ助成金」とは何か

「キャリアアップ助成金」とは、有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者などの非正規雇用者を正社員にキャリアアップさせたり、賃金を増加させるなどした企業に助成金を支給する制度です。
助成金には待遇改善の内容によって、以下の7つのコースがあります。

・正社員化コース
・賃金規定等改定コース
・健康診断制度コース
・賃金規定等共通化コース
・諸手当制度共通化コース
・選択的適用拡大導入時処遇改善コース
・短時間労働者労働時間延長コース

「キャリアアップ助成金」はいくら支給されるのか

次に支給金額を見てみます。
まず、有期雇用を正規雇用にする場合では、最大72万円が支給されます。この金額は有期雇用社員を正規社員にすることで生産性の向上が認められる場合で、認められない場合は57万円となります。
1年で1事業所につき20人まで申請できますので、最大で1,440万円受け取ることが可能です。中小企業にとってはかなり大きな支援といえるでしょう。

ただし、支給には条件があり、正社員化コースの場合は、正規雇用等へ転換した際、転換前の6か月と転換後の6か月の賃金総額を比較して5%以上増額していることが必要になります。
その他、各コースによって支給条件や支給金額が異なりますので、詳しくは厚生労働省のホームページでご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html">

「キャリアアップ助成金」のデメリット

国の支援を受けて社員の待遇改善を図れる有意義なこの制度ですが、デメリットもあります。もっとも大きいのは、申請から支給まで手間と時間がかかること。
そのため、上記した7つのコースのうちで、自社の状況にマッチした助成金に絞って申請することが大事です。
いたずらに範囲を拡大しすぎると、労働環境の改善に逆にコスト負担が増す事態にもなりかねません。本当に必要な助成金のみを申請するようにしましょう。

「キャリアアップ助成金」の申請方法

最後に申請方法をご紹介しましょう。
はじめに厚生労働省のホームページから申請書をダウンロードします。「様式第1号 キャリアアップ計画書」に記入したら、キャリアアップ等の実施日までに、都道府県の労働局に提出し、認定を受けます。
次に自社で就業規則に応じてキャリアアップの試験を実施します。合格したら実際にキャリアアップさせます。
キャリアアップ後、6か月経過後に申請が可能になり、審査後に支給されます。

↓ダウンロードはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000118801.html


非正規社員を正社員にすることで従業員のやる気や責任感が増し、生産性が向上すれば会社にとってもプラスになります。非正規社員をいわば国のお墨付きで正社員に登用できるこの制度。ぜひ有効に活用し、自社の業績アップにつなげたいものです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加


メールマガジンに登録 メールマガジンに登録
その他の記事も読む その他の記事も読む
人材をお探しの企業様 人材をお探しの企業様
メールでのお問い合わせ
MENU
当社の強み
取扱い職種
お客様の声
Q&A
今月のジョイント通信
人材獲得のヒント
流し読みでわかるシリーズ
PAGE TOP