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【新卒社員の3年以内離職率から見えてくる問題】

「入社後3年以内離職率」という言葉は、企業の採用や人材育成を担当する立場としては非常に気になるものですよね。実際のところ、その離職率はどの程度あるものなのでしょうか?


新卒社員の○割は3年で…
新卒社員の離職状況については厚生労働省が調査しており、2017年9月15日に公表された大卒の新卒社員の3年以内離職率は「32.2%」という結果でした。
約3割と聞くと「今の若い人はすぐ辞めるんだな」という印象を持つかもしれませんが、実はこの割合は30年前からたいして変わっていません。1987年以降、約25~35%で推移しています。


入社後1年で辞める人は多い
入社後3年以内離職率には、入社後1年目、2年目で離職した人も含まれています。2017年に公表された内容によると、3年以内に離職した大卒新卒社員32.2%のうち、12.2%が入社後1年目で退職しています。
12.2%というとその離職率の4割を占めますから、これは企業としては驚くベき結果といえるかもしれません。
新卒社員の3年以内離職率を下げるためには、入社後1年目で社員に対して「退職したい」という思いを抱かせないようにすることがまず重要です。


企業の情報開示のあり方
3年以内に離職した人の離職理由としては、「キャリアの成長が期待できない」「残業が多い」「社風が合わない」といった意見がよく挙げられます。
つまり、ミスマッチが起きてしまっているということです。
今は就職情報サイトで企業の情報は簡単に入手できますが、そういった情報は基本的にPRですから、良いことしか書いていません。逆にネガティブな情報はネット掲示板にいくらでもありますが、そういった情報を鵜呑みにするのもどうかという懸念も求職者にはあるでしょう。
そんな時代だからこそ、企業としては求職者に対する情報開示の姿勢を見直し、ミスマッチを解消させていくことが重要となってくるわけです。
ただ、ブラック企業といわれてしまうレベルの労働環境の実態があるなかでそれを包み隠さず伝えてしまえば、当然応募者は集まってきません。ですからもし労働環境等に問題があるのであれば、それを少しずつでも改善していくことがまずは重要になってくるのではないでしょうか。
また、求職者と企業が本音で話し合うような場を設けるなどして、新しい採用活動を行っていくのもひとつの方法といえるかもしれません。企業も求職者も、いつまでも良い面ばかりを見せようとしていてはミスマッチは解消されません。何か新しいことを始めていくことが大切です。


まとめ
転職への抵抗感が減っている今、全体的な離職率は今後高まっていく可能性があります。企業としては、高いコストをかけて採用した社員が成長してきた頃に辞められるのがいちばんの痛手ですから、それをなるべく減らすためにも「辞めたいという気持ちが起こりにくい会社づくり」を心がけていくといいのではないでしょうか。


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