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流し読みでわかるシリーズ〔人事と組織編〕

株式会社アイウェーブ・庄司社会保険労務士事務所
代表取締役  所長 庄司 英尚
http://www.iwave-inc.jp/

2 組織に必要なのは「素直な人」

「できる社員がほしい」と会うたびに私に愚痴をこぼす経営者や採用担当者が、結構いらっしゃいますが、そもそも「できる社員」とはどんな社員のことを言うのでしょうか? 意外とよくわかっていないで漠然と口癖になっているという人もいます。できる社員とは各企業によって中味は違うので、各企業は、求める人材像というものを明確にしておかなければならないのですが、実際のところは社長の頭の中にあるだけということも少なくありません。 できる社員ばかり集まっても企業経営が意外とうまくいかないことがあります。できる社員といわれている人であっても、部下を育成することに優れているとは限りませんので、それは当然のことなのです。名プレーヤーは名監督にあらずといわれるのと同じです。

できる社員といっても企業によって定義はあると思いますが、私が考えているのは業績をあげるための本人の素材が良くて、仕事効率が高く会社への貢献度合いが高い人ということとなると思っています。

組織が成長して大きくなっていく過程において、ほんとうに会社が求めているのは、ただ仕事ができればいいという人だけではないはずです。

このような「できる人」には、「素直さ」に欠けている人が結構多いと言われています。素直であれば指示されてもためらうこともなく、返事も元気で気持ちよく仕事に取り組んでくれます。仕事のできる人は、その逆です。ためらいがあったり、どこかでマイナスの発言をしてしまうことが多いのです。できる人の仕事で業績アップしても、社内の雰囲気をこわすことによりマイナス効果をもたらすので、トータルで結果的にマイナスになってしまうようでは意味がありません。

なんとなく「できる社員」にみえるだけで、あわてて採用することのないよう、面接の際にはいろいろな対話の中からその人らしさを見出し、本当に自社に合っているのか、素直な人なのかという点もチェックして下さい。

素直な人は、柔軟な思考があれば長い目で見るとできる社員よりも成長していきます。また素直であることは、将来部下の育成をしてもらうときにも影響力が大きいので、うまく生かすとものすごい効果的です。

日頃忙しい経営者やリーダーの皆様が、これをきっかけに、「素直さ」について考えてみる機会にしてみてはいかがでしょうか。何か新しい気づきがきっとあるのではないでしょうか?

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