現在、中小企業の社長の平均年齢は、 60 歳近くになっております。また、 67 歳平均で経営者として役割を終え、引退しております。(中小企業庁財務リポートより)
そして、上記の平均値によると、データー的には、約 10 年の間に経営権を後継者に承継させなければ、会社の存続は、危うくなる事になります。
そこで、経営権をスムーズに承継させ、会社を存続させる方法として、考えられているのが事業承継です。
事業承継を行うには、ステップ 1 として
① 会社の現状(人、物、金)
② 経営者自身の資産等の現状
③ 後継者候補のリストアップの把握、検討が特に必要になります。
その上で、具体的対策として、ステップ2として
① 後継者は親族にする
② 後継者は従業員等にする
③ 後継者候補がいない場合、M&Aを行う。
などの対策、実行が必要になってくると思います。
いずれの対策を、選択するにせよ、税金、法律(特に会社法)等の詳しい知識が必要となりますので、信頼できるコンサルタントなど通じ、各専門家の方とご相談する事を、お勧め致します。