「朋美スマイル」といえば、トリノ五輪で、日本選手団の主将を務めた岡崎朋美さんの愛くるしい笑顔のこと。
岡崎朋美さんは、仕事を楽しみ、しかも30歳を超えてなお進化を続け、そして、人々に感動と癒しを与える。それは一つの理想像とさえいます。何故、岡崎朋美さんには、それが可能なのでしょうか。そのヒントを、日経ビジネスアソシエ[2006年7月4 日号]で見つけることができました。
実は、岡崎朋美さんも、高校時代は無名の存在でした。その当時の岡崎朋美さんは、
目標が曖昧→事前に十分な練習ができない
→自信がもてない→マイナス思考に陥る
→本番で過度に緊張する→筋肉が緊張する
→いい結果が出せない→楽しめない
というプロセスをたどっていました。
ところが、社会人になると、本番に強く不思議と良い結果を出すようになったそうです。それは、
目標が明確→事前にハードな練習をみっちりこなす
→自信がついてくる→プラス思考になる
→本番では毎日の練習の成果をそのまま出せばよいと思える
→筋肉が硬くなるので緊張しない方がよいと考える余裕が生まれる
→何も考えずにリラックスできる
→レースを楽しめる→結果にも満足できる
というプロセスに変わったからのようです。
「事前にハードな練習をみっちりこなす」ことができるのは、「目標が明確」だからこそ、やはり「目標設定」は非常に大切なことがわかります。