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経営/人生に役立つ映画-第14回-

中小企業診断士 富永秀和
TEL 03-6789- 2387
e-mail: info@globalance.co.jp
http://www.globalance.co.jp/

今回は「経営/人生に役立つ映画」の第14回で、「幸せのおまけ/素晴らしきかな、人生!」を紹介します。

「幸せのおまけ」は、2016年公開の米国映画で、人生のドン底にいた男が奇妙な舞台俳優たちとの出会いを通して変化するヒューマンドラマです。主演者は、前回紹介した「幸せのちから」と同じ、ウィル・スミスです。
また、この映画監督のデビッド・フランケルは、昨年10月に紹介した「プラダを着た悪魔」の監督でもあります。「プラダを着た悪魔」と同様、素敵なニューヨークの街を満喫することもできます。実は、「幸せのおまけ」は、この映画の原題「COLLATERAL BEAUTY」の訳語です。実際の邦題は「素晴らしきかな、人生」です。





(あらすじ)
ハワード(ウィル・スミス)は、ホイットと広告代理店を共同経営して、その能力とコネクションで大きな成功をおさめています。
最高益を達成した祝典のスピーチで、「広告の哲学者」との異名を持つハワードは、「なぜ、仕事に来るのか?」と、社員のみんなに問うシーンがあります。「来ないと怒られるから?」と笑いを誘い、「もっと本質的な理由は?」と問いかけます。

ハワードの答えは、「絆。私たちは職場に絆を求め、そして、絆を提供するために来ているのだ。」の一言。
続いて、「人生は人が全てで、広告代理店の仕事は、暮らしを豊かにする商品・サービスを人々に紹介することだ。どうやって、紹介するか。愛、時間、死の3つがポイントだ。地球上の人間1人ひとりは、その3つとは離れられない。全ての人間が、愛を渇望し、時間を惜しみ、そして、死を恐れている。故に、この3つと繋げることができれば、商品・サービスを売ることができるのだ。」

絶頂にあったハワードですが、突然、最愛の娘を亡くすという不幸に襲われます。ホイットは妻と別れ、仕事も食事も手につきません。週に数時間しか寝られず、誰とも喋ろうとしません。

そして、ハワードは大切にしていた「愛」様、「時間」様、「死」様に手紙を書いて投函する始末。もちろん届くわけはありません。これを知った共同経営者ホイットは、ハワードに現実を直視させるのではなく、ハワードの幻想に寄り添うことで、ハワードの心を開く作戦を思いつきます。そして、舞台俳優3人に、「愛」「時間」「死」という概念を演じて、ハワードに話しかけてもらうことにします。
さて、ハワードは無事に社会復帰することができるのでしょうか。


(職場の絆)
良い職場とは待遇の良い職場と思われがちですが、実は、離職理由のトップは待遇面での不満ではなく、人間関係での問題だそうです。社員が「職場に絆を求めに来ている」とは真実なのです。

(潜在的ニーズ)
顧客に商品・サービスをアピールするには、潜在的ニーズを見極めて、そこをくすぐることが大切です。その潜在的ニーズの最たるものが、愛・時間・死なのです。
少し昔の話になるかもしれませんが、若者が自動車を買う理由は「早く移動したいから」より「女の子にモテたいから」だったわけです。
つまり、「愛」と繋げることが大切なわけです。

このように強烈なパワーを持つ「愛・時間・死」ですが、絶望的な状況下では、これらさえ、人を駆り立てることができなくなります。
しかし、一度、「愛・時間・死」を断捨離することは、悪いことではないかもしれません。
何故なら、我々は「愛・時間・死」に執着しがちになるからです。確かに人生にとって大切な要素ではあります。しかし、これらに振り回されることのない人生を歩みたいものです。


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