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幸福が長続きする行動習慣-最終回-

中小企業診断士 富永秀和
TEL 03-6789- 2387
e-mail: info@globalance.co.jp
http://www.globalance.co.jp/

今回は、幸福を長続きさせるために有用で具体的な行動習慣の最終回です。


【熱中できる活動を増やす】

熱中している状態とは、1つの活動に深く没入して、他の何ものも問題とならなくなる状態です。その状態では、その経験/行為それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをするということのために活動しています。その活動では、目標達成は目的というよりは、結果なのです。このような状態にあるとき、「万物は大きな流れ/フローの中にあり、自分自身も他の人々も同じく、その全体の中の一部なのだ」と感じるそうです。そこで、このような活動を「フロー体験」といいます。
テレサ・テンの歌詞のように「時の流れに身をまかせ」という状態でしょう。フロー体験とは、自分と他人・外界との垣根を取り払い、宇宙と調和して生きているという実感を味わう経験です。それは、一生懸命な努力とは全く無縁であり、まさに自然で無理のない過ごし方です。
フロー研究の第一人者であるチクセントミハイ博士は、「人間が幸福を感じる時はフロー体験をしているとき」であると断言しています。
では、どうすれば、フロー体験をすることができるのでしょうか。具体的には、次の9つが大切です。①物事に真剣に関わる、②自分に素直になる、③勇気をもつ、④情熱を忘れない、⑤今、ここに生きる、⑥心に壁をつくらない、⑦物事をあるがままに受け入れる、⑧前向きに生きる、⑨信頼する


【人生の喜びを深く味わう】一粒で3度美味しい

将来よい出来事が起きると予想することで味わい、実際にその出来事が起きた瞬間に味わい、後でその出来事を思い出として味わうと一つのことを3度味わうことができます。
人生の喜びを味わうことを習慣にしている人は、習慣にしていない人に比べて、全般的に楽観的であり、また、概ね人生に満足しており、実際に幸せであることが判明しています。
人生の喜びを深く味わうことで、幸せな人生を過ごすことができます。そのために必要なことは「ゆとり」です。人生を味わう余裕がなければ、過去・現在・未来において幸せに感じることはできないどころか、気づくことさえできないのです。忙しいとは、心を亡くすと書きます。心を亡くして、幸福を感じられるわけがありません。


【内面的なものを大切にする】

内面的なものとは、宗教的なもの/スピリチュアルなものを指します。
トラウマとなるような辛い出来事を経験したあと、信仰心のある人のほうが信仰心をもたない人よりも回復状態がよく、健康で幸福を感じることが、進歩しつつある心理学によって裏づけられています。また、信仰をもたない人に比べて、宗教活動を行う人のほうがさまざまな疾患をもちながらも長生きし、一般的に健康的であることがわかりました。例えば、心臓病の大がかりな手術を受けた人が信仰から力や慰めを得ると、半年後の生存率が3倍になるそうです。


【心を大切にする】

心身一如という言葉があります。心と身とは密接なつながりがあり分離して考えるべきではないという意味です。実際、「心身症」とは、心の問題が大きく関わって起きた身体疾患を指します。
心を健全に保つ方法としては、メディテーション/瞑想が有名です。かつて瞑想は胡散臭くみられていましたが、現在では、医学的にも、その効果が認められています。
瞑想にも色々な方法がありますが、最もポピュラーなのは、座禅でしょう。安倍首相は短命に終わった第一次政権の後、月に1度、座禅を組むことを習慣にされていました。このことが今回の政権が人気も高く、かつ、安定して長続きしていることと無関係とはいえないでしょう。
ただ、長く座ることには医学的には問題視されつつあるようです。一種のエコノミー症候群を引き起こす恐れがあるのです。
私の健康法としては、ウォーキングを実践しています。1回2時間ほど近くの公園をゆっくりと歩きます。ウォーキングは有酸素運動で体に良いことはもちろんですが、少し工夫すると瞑想と同じような効果を得ることもできます。これを歩行禅といいます。具体的には、足の動きに集中し、その動きを実況するのです。例えば、歩いて右足を前に出したときは 「右」と心の中でつぶやき、次に左足を前に出したときは「左」とつぶやくのです。これを、右→左→右→左 とただ繰り返していくのです。これにより、頭を空っぽにすることができます。


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