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幸福が長続きする行動習慣-ストレスや悩みへの対処法-

中小企業診断士 富永秀和
TEL 03-6789- 2387
e-mail: info@globalance.co.jp
http://www.globalance.co.jp/

幸福を長続きさせるために有用な具体的な行動習慣の第3回は、ストレスや悩みへの対抗策を練るということです。人は誰でもストレスや悩みを経験するでしょう。しかし、その対処の仕方は人により異なります。そして、その対処の仕方により、幸福度は異なってきます。


【ストレスを引き起こす元凶を把握する】
ストレスを引き起こす元凶をストレッサーと呼びますが、ストレッサーには様々なものがありますが、その種類に応じて、適切に対処することが大切になります。
先ず、大切なことは、そのストレッサーは自分でコントロールすることが可能か否か、という区別です。
コントロール可能なストレッサーであれば、問題焦点型対処法が有効となります。問題焦点型対処法とは、苦痛をもたらすストレッサー自体を処理して変化させていく手法です。つまり、ストレスの要因となる事柄自体に働きかけ、状況を変化させる対処方法です。
具体的には、問題解決のテクニックを駆使することになります。
例えば、①根本原因を突き止める(その為の情報取集をする)、②対応策を検討する、③優先順位を付ける、④行動計画を立案する、⑤結果を検証する、などを遂行します。
これら問題解決手法でストレッサーが軽減・除去に成功すれば、苦しみから解放されるわけです。
しかし、これら問題解決手法では、ストレッサーが軽減・除去できないこともあります。
その場合、そもそも自分では制御できない問題に取り組んでしまっているのです。
やはり、ストレス・悩みへの対処で必要なのは、ニーバーの祈り【神よ、 変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。 変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、 変えることのできるものと、変えることのできないものとを、 識別する知恵を与えたまえ。】ですね。
自分では制御できないストレッサーであれば、情動焦点型対処法が有効となります。
情動焦点型対処法は、状況は変えず、自分の捉え方や感情を変化させる対処方法です。情動焦点型対処法は、行動的方法と認知的方法とに大別されます。

行動的方法とは、体を動かしたりアルコールを摂取することで一時的な気分転換を求めたりすることです。体を動かすということでは、緊張を緩める効果があるリラクゼーション活動や、ウォーキング・ジョギングなど、ストレス物質を消費する有酸素運動が効果的です。カラオケや会食など、いわゆる「気晴らし」もこの方法に含まれます。
認知的方法とは、状況の捉え方を変えることで、ストレスを減らす方法です。いわゆる「前向きに捉える」ことや「ピンチをチャンスと捉える」ことなどが、この方法に含まれます。


【心的外傷後成長】
ストレスが強すぎると後遺症を負ってしまう人も少なくありません。いわゆる心的外傷後ストレス障害(PTSD)です。その一方で、逆境を通して、人間的に深みを増し、成長を遂げる人も存在します。その成長を心的外傷後成長(PTG)と呼びます。哲学者ニーチェも「私を殺さないものは、すべて私をいっそう強くする。」と言っています。


【書いて乗り越える】
トラウマになるほど辛い経験を乗り越えるためには、書くことが有効です。つらい経験についての事実や感情を綴るという作業を行うと、ほとんどの人が年齢や性別に関係なく、精神的な苦痛が軽減したそうです。軽減しただけでなく、仕事や授業の業績が上がるなどのプラス効果があったそうです。
それまで混乱していた頭脳が、経験を記述することで、事実として理路整然と整理できるようになり、また、辛い経験に対して客観的になれるのです。このことで、症状を軽減し、更に自分が成長するようになるのです。


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