企業のご担当の方仕事をお探しの方会社概要採用情報
TOP当社の強み取扱い業種お客様の声派遣・紹介の流れQ&A
総合TOP > 人材をお探しの企業様  > 今月のジョイント通信 >  幸福が長続きする行動習慣-人間関係編-
MENU
当社の強み
取扱い職種
お客様の声
Q&A
今月のジョイント通信
人材獲得のヒント
流し読みでわかるシリーズ

幸福が長続きする行動習慣-人間関係編-

中小企業診断士 富永秀和
TEL 03-6789- 2387
e-mail: info@globalance.co.jp
http://www.globalance.co.jp/

今回から数回連続で幸福を長続きさせるために有用な具体的な行動習慣をご紹介します。第2回は、人間関係についての3つの行動習慣です。


(人間関係を育てる)
多くの人は、愛情深い家族や友情に篤(あつ)い親友がいれば、多少貧乏でも、幸せに過ごすことができるのではないでしょうか。反対に、どれほど裕福でも周りの皆に嫌われているようでは、幸福を感じられるわけがありません。
「友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする」とは、シラー(ドイツの詩人)の言葉ですが、善き伴侶は喜びを3倍にし、悲しみを3分の1にしてくれるのではないでしょうか。
人間関係を育てる上でも、思いがけない幸運や成功を一緒に喜ぶという行為は非常に大切です。逆に言うと一緒に喜べる友人こそが親友といえるでしょう。上辺だけの友人は、人の幸福や成功に嫉妬してしまい、素直に祝福できないものです。だからこそ、人の思いがけない幸運や成功を心から喜んであげると、相手からも信頼されるようになるのです。
人間関係を育てるのは草花を育てるのと一緒です。放っておいては育ちません。手間暇をかける必要があります。草花に肥料を施したり水を遣るように、頻繁に電話をして近況を交換したり、食事やイベントに誘うなどの努力が必要です。


(親切にする)
このシリーズの初回に、ダライ・ラマ14世の言葉として「人生の目的は、幸せになることです。」を紹介しました。その言葉は次のように続きます「そして、愛情と思いやりこそが最大の幸福をもたらすのです。」そして、「もし自分が幸せになりたいと思うなら、思いやりを実践しなさい。」とも述べています。思いやりの実践こそ、人に親切にするということです。
生まれつき楽観的な人もいますが、大半は、訓練によって楽観主義者になったのです。
常に楽観的な見方をするようにしましょう。つまり、良い部分/明るい面をみるようにしましょう。悪い出来事と思えることでも(自分に都合の)良いように解釈するようにしましょう。俗に「物は考えよう」といいます。頭の体操のつもりでもゲーム感覚でも結構です。「すごいね、そんな風に(都合よく)考えられるんだ!」と周りを驚かしましょう。
人に親切にすれば、とても良い気持ちになれます。少し気恥ずかしい感じもしますが、それを乗り越えて親切にできれば、自分自身が誇らしく思えるはずです。この気持ちこそ幸福感でしょう。
親切にする際に一つだけ気を付けて欲しいことがあります。それは見返りを期待しないことです。親切にしてもお礼の言葉の一つも期待してはいけません。何故なら、お礼を期待してお礼がなかった場合にガッカリしてしまい、更には、怒りの気持ちさえ湧いてくることがあるからです。これでは、折角、親切を施しても、不愉快になってしまい、不幸の種を撒いたことになってします。無償の親切こそが幸福への道です。



(人を許す)
仏教では人間の諸悪・苦しみの根源とされている三毒の一つとして、瞋(しん)(怒)があります。怒らないようになることが幸福への道ですが、怒ってしまったら、その怒りを消してしまわなくてはなりません。それが許すという行為です。実は、許すよりもっと素晴らしいことがあります。それは忘れるということです。ロバート・ブラウニング(イギリスの詩人)も「許すはよし、忘れるはなおよし」と断言しています。また、デール・カーネギーも「自分の健康と幸福のために敵を赦し、忘れてしまおう。」と主張しています。
許すという行為は、相手に対して行う行為であり、それにより相手は救われるでしょうが、幸せになるのは自分自身です。俗に、「情けは人の為ならず、巡り巡って己のため」といいますが、正にその通りなのです。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
メールマガジンに登録 メールマガジンに登録
その他の記事も読む その他の記事も読む
人材をお探しの企業様 人材をお探しの企業様
メールでのお問い合わせ
MENU
当社の強み
取扱い職種
お客様の声
Q&A
今月のジョイント通信
人材獲得のヒント
流し読みでわかるシリーズ
PAGE TOP