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菜根譚ー人を待つときは...

中小企業診断士 富永秀和
TEL 03-6789- 2387
e-mail: info@globalance.co.jp
http://www.globalance.co.jp/

今回は、菜根譚(さいこんたん)の第2弾です。人の扱い方に関する人生訓を紹介します。

【情けは人の為ならず】
世に処しては、一歩を譲るを高しとなす。
歩を退(しりぞ)くるは、即(すなわ)ち歩を進むるの張本(ちょうほん)なり。
人を待つに、一分を寛(ひろ)くするは是れ福(さいわい)なり。
人を利するは、実は己を利するの根基(こんき)なり。
(前集第17項)

《意味》
世渡りをするには、人と先を争うことをせずに、常に人に一歩を譲って控え目にするのが、自分の人格を高尚にする所以の道である。
その一歩を譲り退くということは、これとりもなおさず、数歩を前進さす伏線ともなるものである。
人を待遇するには、厳格に過ぎてはよくないので、一分ほどは寛大にすることが、これやがては、自己の幸福をもたらす所以の道である。
このように、人に利益を得させることは、つまり自己を利するための土台となるものである。
《補足》
「水清ければ魚棲(す)まず」という成語もあります。あまりに心が清らかで、行いも正しく、まじめな人は、逆に、他人から敬遠されて孤立してしまう、というたとえです。
人間関係の古典「人を動かす」(D・カーネギー著)でも「盗人にも五分の理を認めること」と「誤りを指摘しないこと」が大切だとされています。



【過ぎたるは及ばざるが如し】
人を用うるには、宜(よろ)しく刻(こく)なるべからず。
刻なれば則(すなわ)ち、効(こう)を思う者は去らん。
友に交わるには、宜(よろ)しく濫(らん)なるべからず。
濫(らん)なれば則(すなわ)ち、諛(ゆ)を貢(こう)する者来たらん。
(前集208項)
《意味》
人を使用する時には、あまり過酷な扱いをしないようにしなければいけない。
ひどい扱い方をすると、その人のために骨を折り尽くそうとする者まで逃げ去ってしまうことになる。
また、友人と交際するには、その人を見分けずみだりに誰とでもつきあうようなことをしてはいけない。
だれとでも見境なく付き合うと、こびへつらいをしようとする者まで近寄ってくることになる。
《補足》
最近の若者にはちょっと厳しく叱ると会社を辞める人が多いと聞きます。
もちろん、将来性があると期待して叱るのでしょうが、辞められては元も子もありません。
少なくとも「これくらいは大丈夫だろう」という安易な気持ちで叱るのは止めましょう。昔と違い、会社を辞めても転職が簡単になり、会社を辞めることへの抵抗がないのですから。
また、私生活では友人を厳選することが重要なことは言うまでもありませんが、仕事では取引先を厳選することが重要です。

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