リスティング広告は有効な広告宣伝手法ではありますが、あくまでも受け身の方法です。これに対して、攻めの広告手法をご紹介します。私の会社では、ダイレクトemail、ダイレクトFAX、ダイレクトメール、ダイレクトコールと、4段構えで告知を行っています。
1.メアド・FAX番号収集
まずは、メアド・FAX番号のデータが必要です。
当社では、ウリゾウ(http://urizo.jp)というサービスを利用しています。
ウリゾウとは、企業リスト作成ツールの一つで、「iタウンページ」「ハローワーク」などのウェブサイトから、 企業情報をリアルタイムに自動収集するソフトです。ネットで公開されている情報なので、利用に当たって個人情報保護法違反のおそれもありません。
このサービスの優れたところは、メールアドレスを公開している企業情報やFAX番号を公開している企業情報を集めることができることです。
低コストで告知するのは、一斉メールが最も廉価ですが、メールアドレスの収集には時間がかかります。その点、このサービスは便利です。
1,500件分のデータまで無料で収集出来るので、使い勝手を試すことも可能です。
なお、収集した企業情報は、Excel形式で出力・保存できるので、後々とても便利です。
※(私が社長をしている)「株式会社ピース」の紹介とウリゾウに連絡すれば、初期費用5,250円が無料になるはずです。但し、プレミアムプラン(銀行振込半年契約)以上の契約の場合に限ります。
2.メール配信
さて、次に集めたメアドにダイレクトemailを送信するのですが、どう配信するかが問題です。
まず、思いつくのは、メール送信先の欄をBCCにして、複数のメアドを入力することです。
しかし、BCCで送られてきたメールは、怪しいので真剣に読まれる確率が減ってしまいます。また、BCCで大量に送ると、スパムメール(迷惑メール)と認識されて、相手に届かない可能性もあります。そうかと言って、一件ずつ送るのは大変です。
そこで、当社では、MailTrack2012 というメール一斉配信ソフトを利用しています。
このソフトなら、自動的に一件ずつ送ることができます。しかも、メアドの入力も不要です。何故なら、ファイル形式がtxtで保存されたメアドに送ることができるからです。つまり、ウリゾウで収集したExcel上のメアドを「メモ帳」(Microsoft Windowsに付属するテキストエディタ)で保存すれば、メアドの手入力は不要なのです。
3.FAX送信
FAX送信も1件ずつ送っていたのでは大変です。上位機種なら一斉送信機能が付いていますので、まとめて送信することも可能です。それでも、FAX番号の入力作業は大変です。
そこで、当社では、ファーストストラテジーのFAXDMサービス(http://faxdm.jp)を利用しています。
このサービスなら、Excel形式で保存したファイルを送るだけで、FAX番号の手入力は不要です。更に、宛名(企業名)も入れてFAXしてくれます。
しかも、1枚5円(番号入力代込み)で送ってもらえます。ナント自社から送る場合の電話代より安いのです。
加えてFAXDMの原稿に関するアドバイスも無料で行ってくれます。
4.ダイレクトメール・ダイレクトコール
不特定多数の相手には、FAXDMまでですが、受注できる可能性の高い相手には、更にダイレクトメールを送り、最後に電話をします。ここまで事前に情報を相手に提供しておけば、門前払いを喰らう可能性を低下させることができます。仮に門前払いを喰らったとしても、それは本当に必要がないケースがほとんどとなります。また、商談につながる確率が高まることで営業マンのモチベーションを維持することができます。