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ビジネスに通じる相場格言(その2)

中小企業診断士 富永秀和
TEL 03-6789- 2387
e-mail: info@globalance.co.jp
http://www.globalance.co.jp/

今回は、ビジネスに通じる相場格言の第2弾です。

1.始めから損を覚悟で相場せよ、思案過ぎれば時期を失う
相場を「新商品開発」や「新市場進出」に置き換えれば、ビジネスに通じる相場格言となります。
この格言の要点は「ノーリスク・ノーリターン」ということです。投資やビジネスの世界では、リスクを取らない限り、リターンを得ることも出来ないというのが常識です。 何故でしょうか。
もちろん、損を覚悟しないで確実に利益を得るビジネスがあれば、それに越したことはありません。もしかすれば、そうしたビジネスを誰かが発見するかもしれません。
しかし、万一、そうした美味しい話が見つかれば、誰でも参加したくなるでしょう。実際、そのビジネスに多くの会社が殺到するはずです。新規参入者が増えれば、顧客の奪い合い・価格競争などが激化します。
その結果、もはや、美味しい話ではなくなるのです。リスクが無いとしても、リターンは銀行預金金利並みになってしまうのです。
経営者としては、損を覚悟しないで確実に利益を得るビジネスには、疑ってかかるべきなのです。そんな美味しい話はあるはずがない、少なくとも長続きするわけないのです。
最近話題になったビジネスに、太陽光発電ビジネスがあります。固定価格買取制度のため、安全・確実に儲かるという話だったので、実際、多くの会社が参入しました。その結果、電力の安定供給の問題や電気料金の値上げの問題が浮上し、現在は、安定固定価格買取制度自体の見直しが進んでいます。ノーリスクどころか超ハイリスクだったわけです。
始めから損を覚悟で相場せよ、思案過ぎれば時期を失う 
というわけで、ビジネスを始める上では、損は覚悟した上で、実際のところ、どれくらいのリスクがあるのか、それに見合うリターンは期待できるのかの見極めが肝心なのです。
見極めする際に重要なのが「やってみなはれ」の精神です。
「やってみなはれ」というのは、サントリー創業者の鳥井信治郎が残した名言です。この精神のお蔭で、サントリーは赤玉ポートワインを造る中小企業から、ウイスキー・ビールも手掛ける大企業に成長できたのです。
始めから損を覚悟で相場せよ、思案過ぎれば時期を失う
実は、この名言の素晴らしさは、続き(下の句)にあったのです。「やってみなはれ」は、「やらなわからしまへんで」と続くのです。
新規事業の開発に当たって、リスクとリターンの見極めが肝心なのですが、この見極めが実に難しいのです。何故なら、やったことがないため情報が不足しているからです。
であればこそ、先ずはやってみて、リスクとリターンの見極めに必要な情報を収集すればいいのです。
「いい加減なことをいって、失敗したらどうするのか」という批判が出てきそうですが、それはやり方の問題です。これくらいなら、失敗しても大丈夫という金額を決めて、その範囲で開始すれば済むことなのです。
これは、株式投資でも同じことです。自分では上がると信じていても、実際に上がるか下がるかはやってみないと分かりません。重要なのは、どれくらい下がったら見切りをするか(損切の水準)を決めておいて、投資することです。

2.常弱気損得知らぬ大たわけ、貧乏神の氏子なるらん
これも同じような格言です。
思い通りになったときの利益を目指して行動しなくては成功はありえません。懸念材料ばかりを気にして、何もしないのなら、貧乏神に取りつかれてしまうという戒めの言葉です。
常弱気損得知らぬ大たわけ、貧乏神の氏子なるらん 

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